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Tea for two

九州へ *長崎 ハウステンボスと柿右衛門*


イルミネーションの点灯時間を待って、ハウステンボス内のお店をブラブラ見て回っていると何やら渋い佇まいの一軒の陶器店を見つけました。
何気なく入ってみると...

なんて繊細で素敵な陶器の数々!!
一瞬で魅了されてしまいました。ハウステンボス内でこんな素敵な物に出会うとは思ってもみなかったので感動!それが‘柿右衛門’の陶器でした。

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お恥ずかしながら‘柿右衛門’の歴史もブランドも知らなかったのものですから、色々店内の説明パネルを見てみました。

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ちなみに↓の花瓶はゼロが6個付いたお値段です(汗)。

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柿右衛門の歴史に関しては...
中国の磁器が本格的にヨーロッパに渡ったのが17世紀で、主にオランダの東インド会社による輸入によるものだったそうです。中国の磁器の魅力はすぐにヨーロッパの、主に熱狂的なコレクターである王侯貴族達によりすぐに広まり、そしてその結果急速に需要も高まって、ついには模作を試みるようなことも起こったそうです。
そんな現象とは逆に、中国では‘明末清初’という政権の交替期を迎え内乱が続き、ついにはヨーロッパへの磁気の輸出量が激減する結果を招くことになったとか。それに替わって注目されたのが日本の古伊万里と柿右衛門だったのだそうです。

随分古い歴史を持つ陶器だったのですね!

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ということは、ヨーロッパのアンティークショップに古伊万里のティーカップが時折見られるように、柿右衛門の陶器も並んでいることがあるのかな!?


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↓の足の形の繊細さ!素敵ですよね♪♪♪


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柿右衛門の作品で大切にされていることは、‘白’の分量だとか。こんなに柄が入っていても全くバランスを失っていない色合いと形、そして大きさの愛らしさ...。芸術品です。



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お店の方も素敵な方で、じ~っと観察して回る私をニコニコして黙認してくださっというか...写真もOKとのことで...本来ならば小さなお皿でも購入すればいいのですが...お値段は決して可愛くないのです(汗)。
でも本当に素敵な物を見せてもらい、お腹一杯な気分に!?

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ハウステンボスで一番感動したのがこのような陶器店だったというのがちょっと意外でしたが、これもちゃんとオランダとの接点を持っているということも分かったので、また長崎での小さな思い出が増えた気がして嬉しかったのでした♪
by colletgarden | 2011-12-16 21:24 | おでかけ | Trackback | Comments(8)
Commented by ハミ at 2011-12-17 15:26 x
コレットちゃん♪こんにちわー^^*
2泊3日とは思えないほど、充実のお出掛けだったのでは〜〜?!
私も素敵な陶器を見るの、大好きです!!
買わないけど...デパートの食器売り場へ行くの、大好き!!!
本当に芸術品よね〜〜。
色合いとか...線の細さとか...手触りとか....
白との分量〜〜〜うーーん!なるほど〜〜!!
コレットちゃんのお写真の撮り方で、更に素敵に見えているのでしょうね〜〜♪
見ていてドキドキしちゃうくらいよ〜〜^^*
Commented by colletgarden at 2011-12-17 23:15
ハミさん
こんばんは~♪
陶器...楽しいですよね。柿右衛門もとっても有名なブランドなのに知らなかった私はちょっと恥ずかしいのですが、実際に意識して見たのは初めてだったものですから、とっても感動してしまいました^^。
ハミさんも陶器を見ることがお好きなんですね~!女性は好きですよね♪こんなのを食卓に乗っていたら、あんなお料理が映えるな~等々^^。
今日はお正月飾りのレッスンに行ってきたのですが...心なしかmayuming先生の私を見る目が何だか変なんですよね~^^。目が合うたびにぷぷぷっ!なんて小さく笑ったり...(汗)。うぬ~。
Commented by tossyk at 2011-12-18 01:03
colletさん、ハウステンボス ぼくも行ったことあります。
異国へ行ったような錯覚なのですよね。

磁器やグラス、惹かれます。ぼくもグラスはたまにウインドウ越しに撮ったりします。
Commented by colletgarden at 2011-12-18 10:29
tossyさん
ハウステンボス、今はあまり元気が無いように見えました。沢山の人で賑わったのはもうかなり昔ですものね^^。
グラスや陶器など..やはり魅力的ですよね~。生活に彩りを添えてくれるという意味でも。
Commented by hanataka2011 at 2011-12-18 13:23
柿右衛門は名前は知っているけれど、歴史など詳しいことは私も何も知りませんでした。
素敵なものはお値段も格別に素敵(お値段は可愛い方がたすかりますね!)ため息ですね~♡

↑アハハ、Mayuming先生の・・・読んで笑ってしまいました。
コレットガーデンさんの新たな一面が発見できたエピソードに、
皆顔を緩めずにはいられないんですよ~(笑)

↓ハウステンボスに住んでる人達がいるのもビックリ!
どんな人達なんだろう?従業員さん・・?
Commented by colletgarden at 2011-12-18 14:51
hanatakaさん
柿右衛門、名前を知らない人の方が少ないですよねきっと(汗)。独身時代なら別ですが、今はお値段は可愛いほうが助かりますよね~~~。でも素敵な物を目にすると豊かな気分になれますね♪

ハウステンボス...実際にあそこに住居を構えている人達が(従業員差に以外に)いるそうです。居住区域があるのだそう...。
Mayuming先生・・・目が三日月のようになっていました(汗)。
Commented by sky-yy at 2011-12-19 00:51
私は行った事のないハウステンボスの様子、楽しませて頂きました^^
異国情緒たっぷりで日常を忘れさせてくれますね。

私も陶磁器に詳しくないのですが
この鮮やかな色合いが目を惹きますね。
繊細な上品さがとってもステキです。
colletさんが釘付けになるのが分かります。
歴史の中にもモダンさがあってやっぱり良い物を見ると心も踊りますね。
Commented by colletgarden at 2011-12-19 06:14
sky様
お早うございます。ハウステンボス、私も全盛期には行ったことがありませんでしたので、どんなところだろう?と思っていました。

柿右衛門は、このオレンジ色が(陶磁器でこの色を出すのはとっても難しいのだそうです)特徴なのだそうで、本当に美しい作品ばかりでした^^。

ハウステンボス...イルミネーション点灯後の様子をまた続きで記事にしたいと思っています♪